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ふじいあきらのマジックのタネや考え方について解説していくブログです。 マジック初心者の方にも分かりやすく丁寧(ていねい)に説明していきます。

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インスパイア マジック

Author:インスパイア マジック

こんにちは。「インスパイア マジック(Inspire Magic)」と申します。
私のプロフィールは以下の通り。
性  別 男性
年  齢 36歳
住  所 大阪市内
仕  事 法律関係の事務職
趣  味 当然マジック
家族構成 愛妻1人 愛娘1人

マジック初心者の方が楽しめるようなブログを書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

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マジックにおいて自然である事とは?

2006/01/01 00:55

=======================
「Be natural. What I mean by this
is be yourself」(by Dai Vernon)
=======================
直訳:「自然であれ」。それは、すなわち
「あなた自身であれ」ということです。
(ダイ・バーノン)



マジックのマニアであれば、
誰でも知っている有名な言葉です。


偉大なマジシャンである
故ダイ・バーノン(Dai Vernon)の言葉です。




=======================
○技術的(ぎじゅつてき)な意味について○
=======================

マジックは人工的に魔法を起こす
エンターテイメントであり、
必ずセリフや動作に虚構(うそ)が混ざります。
マジックにおいて、全ての動作が完全に自然であるという事はありえません。


シークレット・ムーブは、
少しでもシークレット・ムーブでない、
本来の自然なムーブ(動作)に近づける事が必要です。


しかし、逆にシークレット・ムーブでない動作を
行うときに、本当に自然なムーブ(動作)をすることは
よくないのではないか、と私は思います。


ユニフォーミティ・オブ・ディ・アクション
(Uniformity of The Action)の考え方です。



=======================
ユニフォーミティ・オブ・ディ・アクション
(Uniformity of The Action)

=======================

アードナス(Eardnase)が提唱(ていしょう)
しているこの方法論はダイ・バーノンの
「ビー・ナチュラル(Be Natural)」という方法論と
合わせて考えるべきだと、私はおもっています。


アードナス(Eardnase)は、少し変わった経歴の
マジシャンであり、本職はカジノのディーラー
(ポーカーやブラック・ジャックなどのギャンブルで
カードを配る係)、それも相当のイカサマの腕を
持つディーラーでした。


しかし、マジックにも強い興味を持っている人で、
このブログの第25回の動画(ムービー)でも、
紹介していますが、

全くカジノのディーラーとしては
必要でないはずの、カラー・チェンジなどの
オリジナル技法を発表していて、

この技法はマジシャンの間でも有名で、
今でも好んで使われる技法です。



アードナスの「ディ・エキスパート・アット・ザ・カード・テイブル(The Expert at The Card Table)」という本の中では、

カジノのディーラーがイカサマをするときに、
特に必要なセカンド・ディール(Second Deal)という
シークレット・ムーブのフォームと、

通常のディールのフォームを、
できるだけ近づけるように注意が
促(うなが)されています。


アードナスのこの本も有名なので、
マニアであれば、それを意識しておられる
マジシャンの方は、結構多いようにおもいます。


しかし、セカンド・ディール(Second Deal)以外の
技法になると、途端(とたん)にその事を忘れ、
通常のムーブとシークレット・ムーブが違うものに
なってしまう人が、なぜか多いように私は感じます。



セカンド・ディール以外のシークレット・ムーブでは、
「シークレット・ムーブと通常のフォームを、
できるだけ近づける」ということが、
多くのマジシャンの中で意識されていません。



=======================
デック上でのパケットの検めについて
(具体例)

=======================

例えば、デックからテーブルの上に取り出した数枚のパケットを、デックの上で検(あらた)める間に行うシークレット・ムーブが、いろいろあります。

デックの上でエース4枚を検めるムーブの動画

デックの上でエース4枚を検めるムーブデックの上でエース4枚を検めるムーブ











よく考えると、とても「不合理(ふごうり)でおかしな行動」です。


一度テーブルの上で並べてよく見えているカード数枚を、「なぜ再びわざわざデックの上に置いて、怪しげにカウントしながら、観客に見せないといけないのか」全く不自然な動作です。


松田道弘(まつだみちひろ)氏もその著書「現代カードマジックのアイディア」の中で、この動作を「見慣れた悪魔」という言葉で表現しておられます。



=======================

「現代カードマジックのアイディア」
現代カードマジックのアイディア



=======================

原則として不自然であるという事を忘れてはならない、と警告しておられます。


このデックの上でカードを見せるムーブは、あまりに多くのマジシャンが行うことにより、観客の方も、結構見慣れてしまって、疑問に思わなくなってしまっているようです。


むしろ、マジシャンぽくて、カッコいいぐらいに、思ってくれているかもしれません。



それならいいのですが、マジシャン側の言い訳としては、
「観客にカードのフェイスを見せてあげたいんだけど、たまたま片手がデックでふさがっているので、仕方なくデックの上に乗せちゃいました」
という感じに思ってもらいたい、といったところでしょうか?


そうだとすれば、

・テーブルの上のカードは、最初から表向きに置いていては検(あらた)める理由がありませんから、裏向きでテーブルに置いておくべき。


・一旦テーブルに置いたデックをわざわざ持ち上げてくるのはおかしい。


・シークレット・ムーブが必要ない時でも、カードを検める時は、デックの上でパケットを検めるべき。

ということになります。


シークレット・ムーブが必要ない時には、これみよがしに1枚ずつカードの裏表を見せながらテーブルに勢いよくカードを投げつけて「どうや、怪しいところないやろ」、という感じで、検めたりする人がいます。


最初のぎこちないシークレット・ムーブを用いた検めとは、あまりに対照的すぎて「何で最初からそういう風に検めないの?」とタネを知らない素人(しろうと)の時代でも、私は疑問に思って見ていました。


「ビー・ナチュラル(Be Natural)」である事は、マジックの理想ですが、マジックには必ずと言っていいほど不自然な動作や、不合理な会話が発生します。


しかし、少なくともそのマジックをしている間は、それが自然な動作であると、観客に思い込んでもらうよう、フォールス(嘘)の動作と、本当の動作を近づける事が、マジックの中での「ビー・ナチュラル(Be Natural)」なのではないでしょうか?


演者自らが、「本当にナチュラルな動作をしてしまって、観客を錯覚(さっかく)から目覚めさせてしまわないように、気を付けなければならない」
そのようにわたしは、おもいます。





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マジックのマニアなら必ず読んでいる「カードマジック事典 高木重朗著 (東京堂出版)」という本があります。

いい本なのですが、書籍という形のため、マジックの現象がなかなか映像としてイメージしにくい部分がありました。

このDVDではそれを映像化するとともに、原案(げんあん)では演じにくい部分をふじいあきら氏の方法で改案(かいあん)しています。

技巧派(ぎこうは)のふじいあきら氏の改案なので一般の人からすると技術的に難しくなっている部分もありますが、合理性のある改案で興味のある方は勉強になります。

マジック初心者の方にとっては、訳(わけ)の分からない単語だらけですが、私のブログをこれからお読みいただければ分かっていただけると思います。

特に「アンビシャス・カード」と「トライアンフ」は身に付けるといつでも演じられる一生の宝物のようなすばらしいマジックだと思います。


内容
マジック解説
1 ライジングカード
2 カットして当てるカード
3 ストップカード
4 トライアンフ
5 Do as I DO
6 ポケットに通うカード
7 封筒の中のカード
8 色の変わるデック
9 アンビシャスカード
10 デックの消失

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上で紹介したDVD「ふじいあきらのカードマジック事典アンソロジー」の元となっているマジック業界ではとても有名な本です。

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